Singapore Lunch Record No.60

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四川麻辣スープです。これは昨日の昼ごはん。疲れて更新せずに寝てしまったので今、アップ。コメントは後ほど。

実はこのどんぶり、何年間も宿題でした。以前似たような麺を紹介したことがありますが、それよりも赤い。他にいろんな食べ物があるのに無理して激辛に挑戦する気持ちはないだろう、ということで避けていたんですが、好奇心が抑えられなくて今回注文。

で、出てきたものを見て思わずたじろぎました。文字通り辣油を溶かしたような色ですものね。とはいえ、ここまできたら食べるのみ。席について一回深呼吸してから箸とレンゲを取り上げました。さて中身は...干豆腐に木耳、ジャガイモにスパムなど、お惣菜小皿の余りを入れただけのようです。なんとなく拍子抜け。そんなものか。まあいいや。最悪、スープがダメでもこれらを別皿で食べればいい。で、いよいよスープ。恐る恐るゆっくりとレンゲを口に運びます。「?」全然、辛くないです。いや、少しは辛さもありますが物の数ではないです。それよりも酸っぱい。前食べた麺と一緒。どうやらこれは四川の特徴なのかもしれません。でもホッとししましたね、食べられそうで。今度は安心してスープを飲み始めました。二口めはどってことありません。三口目を飲み干した時でした。突然、汗がふきでるのです。頭から背中まで上半身の汗腺がパッと開き、額からはどんぶりの中に汗が垂れる始末です。たったレンゲ三口ですよ。慌ててハンカチを取り出しましたが、もう止まりません。食べ終わるころにはポケットにしまうのが困るくらいビショビショになってしまいました。

料理にとって大切なものは何かを考える時、その答えの一つはエネルギー賦活、早く言えば血行を良くすることだと思います。ただ、これは普段は余り意識しません。やっぱり味覚です。でもそれは日本のような温暖で住みやすいところに住んでいるから意識しないですんでいるのかもしれません。逆にこういった料理を生み出さざるをえない地域の過酷さはどれほどのものだったんだろう、柄にもなくそんな大きなことを考えさせられた一品でした。

by michikusajinsei | 2015-11-15 12:29 | シンガポール | Comments(0)

Singapore Lunch Record No.59

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昨日はインドの野菜料理だったので、今日は中華の野菜料理ってことで野菜炒めです。

独り身なんで自分で晩ごはんの支度をすることも多いのですが、難しいのは野菜料理ですね。生野菜は美味しいと思わないんで何かしら火を加えたい。だけど煮物は手間だし何よりも時間がかかる。では、炒め物。これは僕なんかが言うまでもなく火の通し方。上手に水分を抜きつつ焦がさないように炒めるって、実に難しい。特にニンジンやブロッコリーはそうです。だから勢い、自分で炒める時は火の通し方がわかりやすいもやしやネギ、ほうれん草なんてものが多くなります。

多分、お店も同じでしょう。なかなか野菜炒めって単品では注文しないですが、出てくるともやし炒め?っていう一皿が多いように思います。食べ応えのある厚み、それでいてよく火の通ったニンジンやインゲン豆の炒め物ってなかなかお目にかかりません。

今回お願いしたこの野菜炒め。実に上手に全ての材料に火が通りサクサク、リズミカルに食べられます。もちろんお味も上々。薄い塩味と油がうまく材料同士の共鳴を奏でています。何気ない料理ですが、久しぶりにいぶし銀の職人芸を感じた一品でした。

by michikusajinsei | 2015-11-13 13:43 | シンガポール | Comments(0)

Singapore Lunch Record No.58

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野菜カレーです。と書いても信じてもらえないかもしれません。いや、だいたいこれが野菜カレーと言う名前かどうか知りません。単に僕がインド飯やに野菜のごった煮があったから、そう書いただけです。

もちろん、全くどんな味が予想なんてつきません。でも怖いもの見たさの好奇心で注文してみました。

はあ、やっぱりイメージするカレーではありません。口に入れるといきなりシナモンの香りに襲われます。でも、やっぱりカレーですね。その後は、薄いですがおなじみの唐辛子の辛さと野菜の甘みに包まれました。

どの地域の料理もベースとなる味付けを持っていると思います。東アジアは醤油、東南アジアは唐辛子とココナツミルク、中東や欧州は動物性油脂でしょうか。それと野菜の組み合わせと言うのは料理技術の巧拙を越えて、その地域の人に根ざし、飽きのこない一皿になっているのだと思います。

インドはもちろんカレー。ともすると贅沢な材料を使った料理に目が行きがちですが、野菜のごった煮こそがその国の料理をもっとも象徴する料理かな、そんなことを考えながら食べていた今日の昼ごはんでした。


by michikusajinsei | 2015-11-12 13:43 | シンガポール | Comments(0)

Singapore Lunch Record No.57

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ご覧の通り、かた焼きそばです。

と言っても日本では皿うどんが今や一般的てわすね。横浜では、僕が高校の頃まではみんな、かた焼きそばって言ってましたから、初めて西日本に旅した時に入った店で皿うどんを注文して、出てきたのを見た時、注文間違えたと思ってしまいました。

それはともかく、こちらのかた焼きそばは餡掛けタイプではないです。でも絡めて食べるスープがあっさりした優しい味で、濃い味わいの料理に疲れた時に食べたくなりますね。

調べたわけではないし、何か根拠があるわけではないですか、日本からアイデアを輸入して広まった料理、そんな印象です。

ただ、大抵の店では上からスープをかけるので、中途半端に麺がフニャフニャしてしまうのが残念なのです。しかし、この店は、スープをかけずに底に敷くだけでしたから、パリパリした食感を最後まで楽しめ、満足度が高い一皿でした、

by michikusajinsei | 2015-11-11 14:09 | シンガポール | Comments(0)

Singapore Lunch Record No.56

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今日はディパパリ、ヒンズー教の正月でお休み。お呼ばれがあったのでいってきました。

プライバシーを配慮しなきゃいけないので昼ごはんの写真はなしです。代わりに玄関先の情景。日本の門松のようなものなんでしょうか、お灯明がありました。お客さんで忙しそうだったので主人に言われを聞けなかったのですが、どの民族にも新年には玄関を飾る習慣があるのでしょう。

ちょっと感動した光景でした。

by michikusajinsei | 2015-11-10 19:29 | シンガポール | Comments(0)

Singapore Lunch Record No.55

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ワンタンヌードルです。ようやく煙害が終わったと思ったら今度は雨季。熱帯といえども一雨降ると少し気温は下がります。という訳でスープタイプを選びました。

さて、シンガポールでワンタンと言うと大抵薄皮の頼りない、そして餡が申し訳程度に入っているタイプが通常ですが、これはシッカリとしたワンタン。と言うより餃子って言った方がふさわしいです。実際に皮も厚みがあり、中の餡も豚肉とニラが入ってましたから。

さらに麺。これが細いわりにコシが強く歯応えがあります。またうっすらと感じる塩味が良い刺激です。

スープは少し生臭さがありました。豚骨かなんかで出汁をとったのかな。でも脂っけは全然なくあっさりとしています。

頬っぺたが落ちるような美味しさという訳は、もちろんないです。でもなんと申しましょうか粉の味わいが強く感じられ、久々に麺を食べたっていう満足感があった昼ごはんでした。




by michikusajinsei | 2015-11-09 13:08 | シンガポール | Comments(0)

Singapore Lunch Record No.54

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鴨肉麺です。

僕は鴨肉が大好きです。日本で冬に食べる鴨南蛮、そばはかカケよかモリタイプですが鴨南蛮は別格です。あの脂が溶け出した独特の風味のつゆ。それと蕎麦にある脂っけが混じり合って正に渾然一体とは、このことだなあって思います。

シンガポールでも鴨はとてもポピュラー。ただ、多くはご飯かドライヌードル。あまりスープタイプはありません。だからこれを見かけた時は即決。値段も3ドルと安かったですしね。

さて、食べてみます。スープが美味い。僕は香辛料の種類はわかりません。でも、甘さと苦味に至る直前で抑えた風味というべきでしょうか、それに鴨の出汁が溶けてジワジワと身体に染み渡っていきます。うまいなあ、思わず言葉を繰り返してしまいますね。

ただ惜しむらくは、鴨肉は出汁ガラでパサパサなことと、それと麺に味が乗っていかないことですか。まあ、出汁ガラは想像してたんですが、麺とのハーモニーの無さは予想外でした。いえ味がないとかではないんです。歯応えと麺自体の味、とくに塩っ気が強すぎるんですね。もし鴨肉が出汁ガラではなく、具としての力強さがあればバランサーになったと思うんですが、残念ながらそうではない。かといって具である鴨の味が濃ければ今度はスープの味わいを減殺してしまうかもしれない。

美味しかったし3ドルのご飯にこれ以上の贅沢を求めるのは間違っている気もするのですが、どうしてだかタラレバの感想が出てきてしまう、そんな想像力を掻き立てる昼ごはんでした。

by michikusajinsei | 2015-11-07 15:00 | シンガポール | Comments(0)

Singapore Lunch Record No.53

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これは醇豆腐です。厚揚げや魚の練り物、餃子や野菜など選んだお椀を渡すと、出汁を入れ、注文すればビーフンや伊麺を入れてくれます。まあ、おでんみたいなものです。

もっとも煮込むわけではないので具に出汁の味が染み込み、味覚の小宇宙を形成するような豊饒さはありません。あっさりとした味わい。二日酔いまでは至りませんが、お酒を呑んだ翌日少し汁気が欲しいような時にぴったりな昼ごはんでした。

シンガポールにいると油っこい料理ばかりでしょうって良くいわれます。確かにそうですが、一方で、こんな料理も根強く支持されている面もあるんです。


by michikusajinsei | 2015-11-06 14:08 | シンガポール | Comments(0)

Singapore Lunch Record No.52

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今朝の8時半、ある見積りがお客さんのところへ出て行きました。約2年、途中に中断と再開。競争相手も変わりました。

また自分の担当が受注の成否に大きな影響を及ぼすこと、何よりも、この結果で自分の人生に大きな影響があることから、いつも以上に吉報を祈るばかりです。

さて、そんな状況でも日常生活は淡々と続いています。今日のお昼は写真のようにカレーです。

仕事に追われ、或いはプライベートで重大なことがあったりすると、そればっかりに心が奪わてしまいます。でも、そんな時でも、お店でご飯の注文をするときは、ほんの一瞬ですが全てを忘れ、その注文に専心する自分がいます。

今日もそうでした。どのタイプのカレーにするか、付け合わせをどうするか、米にするか、チャパティか....。ある意味、無限の組み合わせがあります。そして、その結果は素直に自分自身で評価できます。うまいか、そうでないか。芸術の真髄が官能への訴えだとしたら、料理の注文って、もしかしたら誰でもできる出来る数少ない創造の瞬間かもしれない。

大袈裟かもしれないが、そんなことを考えながらお昼ごはんをたべてました。

by michikusajinsei | 2015-11-05 14:35 | シンガポール | Comments(0)

Singapore Lunch Record No.51

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今日は、ちょっとテンパッてます。昼休みが殆ど取れなかったので、ほぼ写真だけ。

いえ食べたもんだって、ご覧の通り固形スープの素を溶かしたとおぼしき汁の中に茹でマカロニと茹でタマゴ、それにポークランチョンが入っただけの代物。これで五百円もとるんかい、ってものでした。

by michikusajinsei | 2015-11-04 14:44 | シンガポール | Comments(0)