昭和63年 北海道
ひよっこの主題歌「若い広場」のワンフレーズ「さなぎは今、蝶になってきっと誰かの腕の中」
「女の子って、大人の美しさを身につける前の高校生の頃って少し太めになるのよ。体重はそれほど変わらないのに何故かね。自分たちはそれで色々と悩むんだけど、やがてある程度までは自然に痩せてくるの。あれって今から考えると不思議ねえ。」以前、職場で雑談していた時、そんなことを言っていた女性がいた。
ひよっこの有村架純はとても懐かしい雰囲気をまとっている、いや彼女だけではない出てくる若い俳優みんな全てが懐かしい匂いがする。最初、それは演出による昭和の匂いとも思ったが、それだけではない何かがある。
それは認めたくはないが、自分が失ってしまった若さ、その若さとは、ひたむきさであり、また垢抜けないけれど素朴な健康美じゃないだろうか。そしてそれは正にこの年代、10代後半の数年間なだろう。このひよっこというドラマではその若さがなんの飾り気もなく正面から描かれている。
ただ懐かしいのはそういった容姿だけではない。
実は偉そうに10代の乙女のことを書いたが、男子校出身の僕は正直なところ、自分が10代だった時の同世代の女の子のことは殆ど知らない。僕が知っている彼女たちは、地元でも旅先でも、列車の中の姿。特に地方の列車は下校時の車輌は高校生でいっぱいだから、その車輌に乗り合わせると彼女たちの姿が眩しくて訳もなく気恥ずかしく感じたのを昨日のように思い出す。そして列車の中で見かけた昭和の女学生たちは日本全国どこで出会っても、他愛のない話題で盛り上がり快活でよく笑っていた。そして今振り返ってみると、あの頃の車内に満ちていたざわめきは、ポケベルに始まりラインに繋がる彼女たちのコミュニケーション革命で今となってはもう感じることができない昭和の失われた感覚の一つかもしれない。
しかし、そんな時間はやはりすぐに終わってしまう。
http://anosyaryo.exblog.jp/20482753/
自分のブログ第一回の記事のリンクを張るが、夏休みの昼下がりに見た風景は春休みの夜汽車や連絡船では一変していた。今でも忘れないのが青函連絡船の上り便、函館を夕方に出て青森発夜行に接続する便の2等桟敷席。制服姿にあふれ一見すると修学旅行の団体のようだが、どの顔も不安感と寂寥感に満ちていた。ある意味、僕はその集団に大きな衝撃を受けた。自分がふらふらと遊んでいる一方で、同年代のある人たちは実家を離れ就職し自活していかなければならない。思えば僕が初めて出会った社会の現実である。
ひよっこも今月から上京生活編に変わった。ゆっくりと人間関係が広がり、そしてまた成長していく姿が展開されている。このドラマの展開が毎日待ち遠しくてしかたない。
by michikusajinsei | 2017-05-10 22:59 | 北海道 | Comments(2)
分かります、すごく。
ひよっこのドラマ、わたしはその時代を知らないけれど
とても懐かしい気持ちになります。
そして毎日毎日続きが楽しみです。
今日の青天目澄子ちゃんのおばあちゃんとのエピソード
クスリと笑えるのだけれど、なんだか胸がキューンとなって
涙が出ました。・・・ってわたしあのドラマで毎日涙が出るんですけど・・・(涙腺緩すぎですね)
母の日に、実家で母と朝ドラの話題で盛り上がる日が来るなんて。
今後も楽しみですね。
ちなみに わたしも高校生の頃にダイエットしようとしたら
母に「高校生はダイエットなんてしなくても、大人になったら自然に痩せるんだから止めなさい」と言われました。
信じて待ちましたが、痩せません(涙)
ひよっこのドラマ、わたしはその時代を知らないけれど
とても懐かしい気持ちになります。
そして毎日毎日続きが楽しみです。
今日の青天目澄子ちゃんのおばあちゃんとのエピソード
クスリと笑えるのだけれど、なんだか胸がキューンとなって
涙が出ました。・・・ってわたしあのドラマで毎日涙が出るんですけど・・・(涙腺緩すぎですね)
母の日に、実家で母と朝ドラの話題で盛り上がる日が来るなんて。
今後も楽しみですね。
ちなみに わたしも高校生の頃にダイエットしようとしたら
母に「高校生はダイエットなんてしなくても、大人になったら自然に痩せるんだから止めなさい」と言われました。
信じて待ちましたが、痩せません(涙)
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ちまきさま、コメントありがとうございます。
ひよっこ、僕も毎日、あの世界に浸っています。脚本が素晴らしくて、特に有村架純の「おとうさん、云々」というモノローグ、ユーモアと切なさがちりばめられた珠玉のセリフの連続ですね。でも昨日の回は澄子ちゃんに泣かされました。皆の前では寂しさを隠して笑い話をし布団の中で忍泣き。けなげで、可哀想で思わずこちらももらい泣きしてしまいました。
ひよっこ、僕も毎日、あの世界に浸っています。脚本が素晴らしくて、特に有村架純の「おとうさん、云々」というモノローグ、ユーモアと切なさがちりばめられた珠玉のセリフの連続ですね。でも昨日の回は澄子ちゃんに泣かされました。皆の前では寂しさを隠して笑い話をし布団の中で忍泣き。けなげで、可哀想で思わずこちらももらい泣きしてしまいました。

