平成2年 京阪電車(その5)

退屈だとか単調とかあるいはマンネリなどと批判的なことを口にしているくせに、いざそれを破る存在が現れると途端にそれら古いデザインの車輌を擁護し新しい車輌にケチをつける。なんとも自分勝手な話というか無定見というか、まあ褒められるような対応ではない。
ただよほど嫌いな車輌であれば別であるが、その定番的デザインが風景に馴染んでいればいるほどその殻を破る車輌が最初は異端視されるのは否めないのだと思う。そして京阪6000系はまさにそのような性格の電車だった。
特に京阪電車のデザインが格好良いと思っていたわけではないが、この車輌が登場した時の違和感は相当なものだった。京阪の過去車輌はもちろんだが、まず他の鉄道のどれにも似ていない。いくら個性的であれと言っても法規の上で寸法の制約もあるし製造費用もある。また時代の流行というものあるからたとえ違う鉄道会社であってもなんとなく雰囲気が似てしまう場合が多い。
ところがこの京阪6000系。これはそういった意味での公式をすべて無視したようなところがあり、なんというか良くない意味で鉄道離れしていると感じたのが正直なところである。
by michikusajinsei | 2017-06-07 23:35 | 京阪電車 | Comments(0)

