昭和62年 近畿日本鉄道(南大阪線4)

佐伯勇を語る場合、名古屋線の改軌を避けて通る訳にはいかないだろう。
改軌工事そのものも大事業であるが、伊勢湾台風による復旧作業の一環で残りの区間を一気に施工し半年間残っていた作業を僅か2ヶ月で完工したことは本当に驚嘆する。
僕も鉄道とは性格が違うが同様に複雑な設備で運転される施設を建設する業界に勤めているのだが、とにかく納期を守る、それですら精一杯なのが普通である。工事計画と実際の進捗とのずれの修正、それに合わせた作業員の動員計画と確保、資材の納入状況から不足分の追加、などなど。どれをとっても一筋縄でいかないものばかりである。
それを週ではなく月のレベルで成し遂げたのだから、一体、どんな魔法を使ったのだろうかとまで思ってしまうのが正直なところである。
by michikusajinsei | 2016-05-15 09:09 | 近畿日本鉄道 | Comments(0)


