平成28年 華福飯店

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これはマーラーゴマだれラーメン(汁なし)というような名前で出ていた料理でした。シンガポールで馴染んでからというもの僕はスープではなくタレに絡める麺類というものに目がないんです。

他の料理は写真があるものもあったり、或いは餃子みたいに写真なんかなくたってわかるものでしたがこれは想像もつかないので出てくるのを楽しみにしてました。

あ、余談ですがその前にビールも飲んでいましたが、これが特筆もの、泡がちょうどよい具合にたってしかも消えずに残っているのですね。温度も喉越しもちょうどよく、これだけ上手にビールが注がれるのもなかなかないです。久しぶりにビールを飲んで堪能しました。
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さて、それはともかく主役の麺。でてきたものを見て思わず独り言「これは、旨そうだなあ」すかさず店主が「そうでしょ、これは自信あるよ。うちにくるとこれしか食べないお客さんもいるくらい。まあ食べてみて。」

さっそくかき混ぜて口にれると「ほんとだ、とても旨いねえ」お世辞抜きにそう思い、またそう言いました。

この汁なし麺、それだけだと単調になりかねないゴマの甘さにマーラーのかすかな辛味が微妙な風味を与えています。おもわずワシワシ掻き込んでしまいましたが、同時に余韻を楽しみたくてゆっくりとしたペースにもしたい。食べながらそんな迷いを感じる料理も久しぶりです。

僕は、この料理、たいへん気に入りました。ただもしかしたら麺好きの人には好みが分かれるかもれませんね。大ぶりの具があるわけではないし、また麺も柔らかくてコシがあるわけではありません(僕はそこがこの料理にはあっていると思うのですが)。そういう意味では正統派の麺料理という範疇があるとすればそれには入らない。このお店でも食べてはいませんが普通の汁そばをおいています。横で食べている人の見てもその正統に則って作られています。でも、この麺はそうではない。

ともあれ料理って工夫次第でまったく違う美味しさも引き出せるんだよ、そんな店主の心意気を感じた一杯でした。

by michikusajinsei | 2016-03-14 18:47 | 横浜 | Comments(0)