昭和61年 京福電鉄

前回、仮台車の写真を掲載したが、あれは現役の仮台車。車庫の裏手に回るともう使用されていない仮台車が放置されていた。

そして、この台車をみたとき、自分は目を疑った。
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松葉スポーク。典雅な名前である。いかにも明治の車輌にふさわしい外観と名前。
曇天の中で雪をかき分けてこの台車に出会った時の印象は今でも鮮やかである。
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当時、珊瑚模型店が古典大系というシリーズで意欲的に明治の車輌を模型化していた。またとれいん誌上では、黒岩保美さんが明治の機関車の素晴らしい水彩画を定期的に発表されていた。2次元と3次元で展開された明治の車輌に当時の自分は大いに魅了されていた。
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しかし当時としても明治という時代は80年前、模型や絵画、写真といったものや博物館の展示は別として生きている鉄道の現場で出会うことなど想像もしていなかった。それが突然、目の前に現れたのである。このときの感激は30年たった今でも昨日のように思い出す。





by michikusajinsei | 2016-02-18 20:36 | 京福電鉄 | Comments(0)