昭和61年 京福電鉄

a0322896_13522255.jpg














連結器というか端面で興奮してしまったが、下回りそのものが古典車両の香りに満ちている。アーチーバー台車にスポーク車輪。それにキングポストで支えられたトラス棒。バッファーをともかくとして昭和後期まで残った古典派車輌としては完璧な姿がそこにあった。
a0322896_13522842.jpg














また、その時は気がつかなかったが今見るとアーチーバー台車のゴツさが印象的である。上に乗っているブリル製とおぼしき台車もそのころよく見かけ、その度にゴツいなあと感じていた。一方、アーチーバー台車は平面で見ると薄い印象があるが存外線が太く、ある意味アーチーバー台車の方が立体感があるのだ。

もっともこれはブリルの台車がより進化した機械工学に基づいた設計手法で製造されているために無駄な肉厚がないことの証左なのかもしれないが。

それはともかく前の投稿で注目したシャロン式の連結器も車体に比して大きく、その存在感を主張している。

黒一色でパッと見たところは普通のフラットカーに見えるこの貨車も珍車揃いの京福で負けず劣らずその個性を発揮していた。

by michikusajinsei | 2016-02-09 20:14 | 京福電鉄 | Comments(0)