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Singapore Lunch Record 番外編

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出張で来た久しぶりのシンガポール、出張となると人と会って食事をするのも大事な仕事なんでなかなか自由に昼ごはんも食べられません。

でもまあ何日か経てばそれも一巡し、やっと在星中のホームたる食堂で昼ごはんを食べられました。

さて何を食べましょうか....と悩むことはなくてまずはカレー。ほっぺたが落ちるほど美味しいというわけではないですけれどやはり馴染みの味を最初に食べたいです。店のおっちゃん、おばちゃんも1年前と変わらずにただ容器だけが使い捨てになってました。

頼んだのはマトンカレー。これも安心の一品。ベジタリアンカレーもおいしいいですが、どうしても水っぽくなることは否めません。そうなるとチキンかマトン。いやあ、やはり美味しいですね。マトンの癖はカレーになるとじつにいい塩梅で風味のアクセントになります。辛さも丁度良い。

あ、でも普通の人には辛いかもしれません。自分では特に辛さの耐久力があると思っていなかったのですが、先月、食の達人方のお相伴にあずかったときに食べた四川の麻婆豆腐。自分はちょっと辛いかな程度の感覚でしたが、百戦錬磨の方々が汗を拭き拭き辛い、辛いと申されてました。

どうも長年月、ここのインド飯を食べている間に辛さへの耐久力がアップしていたようです。実際、舌では感じませんでしたが、頭頂部からは結構な汗が流れてきましたから。

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さてさて、インド飯屋は健在でしたが、ほかのお店は多くが入れ替わっていました。いやもう変化が激しいのがシンガポールのこういうフードコートのレストラン。6年間通ったこの食堂も7軒あったブースで変わらなかった店はひとつもありません。ですので今回はどうかなあ、と思って見てみると案の定、残ってたのはこのインド飯屋とフルーツジュース、それとチキンライスの店だけでした。そして新規出店した中でもっとも目を引いたのがここです。

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パスタとかいてあるのは遠目にもわかりましたが、なんか黒い麺らしい。これはもしかして、と近ずくとはたして「そば」いやこんなところで出会うとは思いもよりませんでした。

僕は学生時代、旅行するとその地の駅そばに旅情を感じてよく食べ、北海道にいたっては全駅の駅そば(北海道は駅そばがある駅が少ないのでそれが可能でした)を食べたりしましたが、そこで感じる旅情といえば、味よりもお店や利用している人の雰囲気というか醸し出す匂いでしたね。

そこで食べている人たちは津軽海峡冬景色ではないですが、誰も無口でザザッと慌ただしく食べて去っていくだけですし利用している人も仕事着も含めて日常の服。おしゃれ感などまったくないですが、その食べ方や普段着の雰囲気に僕は郷土色を感じていました。

それが日本食屋で日本を売り物にするのではなくシンガポールでパスタ屋さんに同居ですからちょっと感心してしまいました。

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ところで今回の訪問でおきた最大の変化はじつはお店の立地。今までは普通のオフィスビルの7階だったので知らないひとが行くのはハードルが高かったですが今は一階に移っていました。

観光地でもなんでもなくとあるビジネス街なんで行きたいと思うひとがいるかどうかわかりませんが入り口の写真を載せておきます。

by michikusajinsei | 2016-12-23 07:22 | シンガポール | Comments(0)

平成22年 新東京国際空港

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6年前のこの日、成田空港からシンガポールへと旅立った。関連会社への出向だったけど、日本人の同僚で知っている人はほとんどいなかったし現地で同僚となるシンガポール人は誰一人知らない。また日本を出る事情も複雑なものがあり随分と心細い気持ちで成田空港の出発ゲートで時間を待っていた記憶がある。

成田空港、僕の人生で少なからず感慨がある場所である。

初めて使ったのは昭和63年、アルバイトで貯めた金を使ってのヨーロッパ旅行、大韓航空である。そして就職してからは海外プロジェクトに関わることが多かったため、何度もこの空港を利用した。

日本全体の勢いというのは昭和の終わりとともに終わった。今振り返れば寂しいけど事実である。そうはいっても平成の初期はそんな雰囲気は全くなくてすこし停滞しているけどまたもとの成長路線が続くように思っていた。海外出張に行けば、日本ブランドの製品は溢れていたし派手な広告もたくさん打たれていた。

そんな中で開業した成田の第二ターミナル。初めての海外勤務を終えてインドネシアから帰ってきた時に目にした時の印象は今も鮮やかである。日航DC10から降り立ちボーディングブリッジを抜けて振り返ると窓の外に群れをなすようにして飛行機が駐機している。第一ターミナルはもちろん他のアジアの空港にないその壮大なスケールに感嘆したものだった。

しかし、時は移るものである。「道草人生、この6年でどんなことが変わったと思う?」たまにそう聞かれる。答えはその時の気持ちや聞かれた人により変わることもあるが目に見えて変わったなと思うのは成田空港の凋落である。a0322896_20024986.jpg













すでにもう6年前は巨大空港が乱立するようになって成田のスケール感はさほど感じなくなっていた。しかし空気はまた別で日本の玄関としての風格が感じられたし、また行き交う人も多様で華やかな雰囲気に溢れていた。

しかし、昨年の11月に所用で帰国した折、久しぶりに成田空港に降り立って感じたのはなんとも言えない寂しさである。とにかく閑散としている。レンタル携帯ショップも土産物屋もとにかく人が少なくて店員は手持ち無沙汰でなんとも言えない弛緩した空気が漂っていた。そして羽田空港の便が年を経るごとに良くなっていく。もう成田に栄光の日は戻ってこないのだろうか。

これらの写真を撮って1年も経たないうちに日本航空は破綻した。そしてその再建の過程で往時の日航国際線の象徴であったジャンボも売られ今はない。何よりも、この後すぐに羽田が国際線の再就航を始め表玄関の地位を奪っていった。

僕は羽田が再国際化してすぐに利用したが、発着案内には、見事に東アジアの各都市が並びしかも頻繁に就航していた。ある意味、アジアからの旅行者、資本が溢れるインバウンド景気と呼ばれる現在をまるで予期していたかのような案内板に瞠目したのである。国内から国外へ、そしてまた国内へ。そいった点からも国際線専門の成田から両者を備える羽田への玄関の交代は必然だったのかもしれない。

成田がもっとも華やかだった時代、それは国内の経済成長に陰りがみえ始めたころと重なる。国内需要の低下と円高は多くの企業に海外拠点の設立や拡大を促した。国内経済・産業の空洞化が声高に叫ばれた時期である。当然ながら多くの企業人が海外へと向かい、その玄関として成田は殷賑を極めた。皮肉なことに、国内の空洞化が進み、投下した資本による周辺部が太くなればなるほど成田空港は輝いたのである。

今は成田国際空港が正式名称だか、その頃の成田の正式名称は新東京国際空港だった。地元の方には失礼だが、東京という名前を掲げていた時が最盛期、偶然としか言いようがないが、成田を正式に名乗るようになってから徐々に輝きを失っていた、そんな印象が拭えないのである。

成田が表玄関として君臨していた20世紀末葉。それは丸々僕の20代から30代の大半、青春後期と重なる。そして今の僕は初老を越え中老と言われる年代になってしまった。学生時代とは別の意味で無我夢中だった時代、それはそれで振り返ると様々な思いがある。今回、あえて題名を新東京国際空港としたのも、感傷と言えばそれまでだがその時代のイコンとしての成田へ愛惜を感じる気分があったからだ。

何気なく撮した写真であるが、往時の空気を伝える、そして撮した当時の自分の心境が蘇ってくる個人的にはとても大事な写真である。




by michikusajinsei | 2016-02-24 21:19 | シンガポール | Comments(2)

Singapore Lunch Record No.100

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僕はいつも一人で昼ごはんを食べています。これは日本にいた時からそうでした。なんか嫌なんですよ、昼ごはんをだれかと食べるのは。昼ごはんくらいひとりで(気持ちだけは)ゆっくりと食べたいんです。

そんなこともあって、今までの昼ごはんはたとえ休日であってもいわゆる中華料理的の豪華絢爛な世界とは無縁。いつも一膳飯みたいなものを食べていましたし、それはそれで結構魅惑の世界でしたしね。

とはいえ100回目の記念にはシンガポールらしい名物料理を食べたいなあ、と思っていたところでちょうど昨日、惜別送別会が開かれることになり迷わず蟹料理、それも蟹ビーフンをリクエストしました。

シンガポールの名物というとやっぱり蟹料理です。一匹を蒸し上げてチリソースかペッパーソースをかけて食べる料理は日本の蟹料理の繊細さとは対極ですがそれはそれで美味いです。しかし僕が最も美味しいと思うシンガポールの蟹料理はこれ蟹ビーフン。そのなかでもビーフンを炒めずに蟹スープの出汁と和えたものです。これはうまいですよ。蟹の出汁をビーフンが吸ってくれてますし、またこれはこちらの特徴ですが蟹の出汁を絞り尽くすまでは煮ないので蟹自体にも美味しさが残ってます。

そう、この料理は僕の好みでリクエストしたのです。つまり宴会の主賓は、道草人生、その人。本日をもって僕はシンガポールを去り日本に戻ることになります。今晩10時40分のシンガポールエアライン、明日の朝、6時過ぎに羽田着予定。思い起こせば平成22年(2010年)2月に赴任してから5年と10ヶ月の滞在でした。

実は、僕の父方の祖父はかつてシンガポールに住んでいたことがあります。昭和17年、大東亜戦争緒戦の快勝で日本の占領下となったシンガポールで一旗揚げ、やがてはインドネシアでゴム園を経営する夢を持って上陸したそうです。まさに大東亜共栄圏への夢を描いていたのですね。

大東亜共栄圏は歴史的には帝国陸軍が米英との戦争を企図するにあたり戦争遂行の資源確保を目的として打ち上げた構想です。開戦詔書にある通り結果的に欧州植民地解放の端緒となったのは事実ですが経済的な共存共栄を目指していたわけではありません。しかしその構想に官にせよ民にせよ人生を賭けた人がいたのは事実ですし、そして僕の祖父は小商いの商人にすぎませんでしたがその一人でした。僕が初めてシンガポールに出張したのは平成5年(1993年)。当時はまだその頃の建物も少なからず残っておりましたし、また敗戦後に日本人が集められた島が埋め立てらずにありましたから、存命だった祖父が僕のそういった土産話を懐かしそうに聞いてくれたのを今でも思い出します。

時は移り、今回の赴任を下命された時、当初の予定ではあるプロジェクトの遂行で3年間でした。それはちょうど、祖父がシンガポールに住んでいた期間とほぼ同じです。その下命を受けた時に、何としてもこの仕事を全うしたかった。それは微力ではあるがシンガポールの発展につながる仕事でしたし、また夢破れて帰国した祖父の弔いという気持ちもありました。祖父が夢を馳せた大東亜共栄圏は政治的には無残な結末でしたが、孫の僕はせめてアジアの発展に形は変えれども貢献したかったし、またそれが祖父への供養と思っていたのです。また途中でクビになって祖父以下の在住期間でおめおめと帰れるかという意地も正直なところありました。

最終的にはそのプロジェクトは成功裡に終わりましたし、僕個人も途中で別の業務を担当することになり当初の赴任予定期間の倍、約6年間のシンガポール滞在でした。

正直なところ、今回の帰任はあるプロジェクトの失注によるところが大きいので個人的には不本意のところがあります。また赴任期間中も身辺では色々とありました。

ただ赴任当初の状況から考えれば、予定の倍も滞在できましたし、祖父の墓前にはなんとか少なくとも一つの仕事を成し遂げることはできたと報告できそうです。浅学非才の凡人にはそれだけでも望外の成功と考えなければいけないのかもしれません。

さて明日から日本の生活が始まります。Singapore Lunch Recordは100回目の今日で一区切り。今までおつきあいありがとうございました。


by michikusajinsei | 2016-01-04 09:07 | シンガポール | Comments(2)

Singapore Lunch Record No.99

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豆腐のピリ辛挽肉和えです。

シンガポールに来て知ったのは豆腐料理の豊饒さでした。まず豆腐がどこのスーパーでも普通の木綿と絹ごし以外にたくさんの種類が売ってますし、家常豆腐といえばどのレストランでもご当地料理のそれとして福建でも広東でも四川でも必ずあります。というかどこの料理店に行っても家常だけではなく豆腐料理は独立したジャンルで豚肉とか海鮮と並んで堂々とメニューの1ページを多彩な調理方で占めてられています。

このお店もそうでした。不出来な写真ですのでその量感は伝わらないと思いますが、この豆腐、長手がだいたい20㎝弱、厚みも3㎝は優にあります。その上にたぶん豆板醤かなにかで味つけられた挽肉がこんもりと乗っているのですから、これはもうステーキと同じ量感と言って過言でないです。

味もそうですね。逞しい味というべきなんでしょうか。僕は日本ですと豆腐よりも油揚げなんです。なぜなら油揚げの方が豆の味が濃いからなんで、酒の肴に窮すると油揚げだけでしのぐという狐体質なんですが、ここで食べる豆腐は味が濃くて大量生産の豆腐でも日本のそれに感じるようなひ弱さがありません。まして、それが揚げられてるんですから、これはもう迫力十分な訳なんです。

実際、写っていませんがビールを一緒に頼んだのでっすが、量が不明だったので用心してご飯は頼みませんでした。それは正解でしたね。瓶ビール1本とこれでもう十分お腹いっぱいになってしまいました。

もちろん、それは豆腐だけではないです。この挽肉のピリ辛和えがまた独特の味わい。これが妙に豆腐にあうのです。植物由来、動物由来の違いとはいえ同じタンパク質とアミノ酸が味のハーモニーを奏でるのでしょうか。同じものをご飯にのせるよりも豆腐に載せた方がはるかに美味しいように思うのです。

日本の豆腐料理ももちろん悪くはないです。ただなんなんでしょう。豆腐にしろ油揚げにしろ厚揚げにしろ素材リッチな考え方が強すぎると思います。また主役ではなくサッっとでてくるのに重宝する脇役てな感じですか。でもそれはあまりにもったいない。豆腐料理はそれ自身としても、また料理の土台としても攻防自在、白鵬の相撲のような性格を持っているのでないでしょうか。

そういった意味では日本でも、豆腐料理の可能性はもっと追求されてもいいんではないか、そんな感想を持った昼ごはんでした。

by michikusajinsei | 2016-01-03 19:36 | シンガポール | Comments(0)

Singapore Lunch Record No.98

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今日のお昼は少し遠出してゲイランに食べに行きました。

僕が住んでいるところは、シンガポールでも西の方です。西部は基本的に独立してから、かつそれなりに国が成長してから開発されたので風情という点では落第です。日本のニュータウンと同じ、いやもっと没個性的ですね。

そこに行くと東部地区は植民地時代から街があったので、清潔国家シンガポールの中では比較的、東南アジア的な猥雑さが残っています。このゲイランはその代表格。

ちなみにゲイランには赤線があるので、これからゲイランに行くんだって言うと時々含み笑いをされますね。でも食べ物屋が密集していることでも有名です。美味い不味いは別にして、シンガポールにきたら、ここは一度訪問することをお勧めします。赤線地帯といったって、怖いお兄さんがいるわけではないですし、レストランもぼったくりではないですから。

ちなみに、今日、食べたのは飲茶の店。ここは点心やらこういう麺類がたくさんあって、しかも24時間営業ですからいつも大勢の人で賑わっています。すごく美味しいという店ではありませんが、ポーションが小さいので、少人数で行ってもあれこれ注文する楽しさがあります。もっともさすがに一人ですから、僕はこの豚バラヌードルだけ。なんの出汁かわかりませんが、東京風のしょうゆ味に少し甘みが加わったような感じです。

シンガポールというと最近は小洒落た店が多くなっていますが、安全でかつ適切に東南アジア的雰囲気で食事がとれるゲイラン地区、ここはもっと日本人旅行者も訪れてもいいんじゃないかなあ、ととりとめもない感想を持った昼ごはんでした。

by michikusajinsei | 2016-01-02 15:34 | シンガポール | Comments(2)

Singapore Lunch Record No.97

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さて、正月2日。と言いつつ、シンガポールでは正月でないので例年ですと、この日は営業です。しかし本日はたまたま土曜日なので、日本と同様の正月気分のまま、グウタラ気分も持ち越しで本日も朝ビール。ただし少しは気合を入れようと外出して飲んできました。って自慢するようなことではないですね。






by michikusajinsei | 2016-01-02 10:54 | シンガポール | Comments(0)

Singapore Lunch Record No.96

それでも華やかな光景もあります。これはオーチャード通りの電飾。右側の金色に輝くパラゴンというビルは5年前と変わらぬ輝きを見せています。
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by michikusajinsei | 2016-01-02 00:52 | シンガポール | Comments(0)

Singapore Lunch Record No.95

シンガポール元旦の光景を並べでみました。
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この2枚は客船埠頭での撮影。僕が来星した直後にマリーナベイサンズは完成し、僕も展望台に登ったことがあります。そこから見える燃えるような夕焼けがとても印象的で正に昇竜の勢いを当時のシンガポールは感じさせました。その時に高層ビル街をバックにその夕焼けを写した写真をツイッターにアップした光景は結構リツイートされました。

それから約6年、いま撮している光景はMBSの裏側の風景。この写真は客船埠頭の展望台で撮っています。天気が良くないのは確かですが、それ以上になんとなく宴の後という気分がぬぐえ切れません。




by michikusajinsei | 2016-01-02 00:20 | シンガポール | Comments(0)

Singapore Lunch Record No.94

a0322896_20072191.jpeg続いて元旦の昼飯。朝から飲んでいたのでまた少し遅くします。

さて何を食べましょう。折角だから普段あまり行けないところがいいなあ、とうところでOld Airport FoodCortというところに行きました。

前にも書いたことがありますが、ここはシンガポールで最も手軽にかつ多種類の味を楽しめるFCだとおもいます(ただしインド料理はありません)。

ただどちらかというと夜営業の店が多いので昼間はありきたりのヌードルやご飯が多い。なんかないかなと歩いていたら、羊肉のスープという店があるではないですか。羊年は去年ですから、縁起物というには時期外れですがね。ただ、ここシンガポールでは羊年は羊ではなく山羊がシンボルなんでそういう意味では縁起物とは関係ないか。

幸い順番待ちの列もなかったので、すぐに作ってくれました。味は、羊の肉から想像される癖はなく実に優しい味わいです。少なくとも豚肉のスープよりは爽やか。もっともこれは胡椒を中心とした香辛料と香草が寄与しているのは間違いないです。

思うのですが、胡椒ってかなり強い風味を持っていますよね。だから肉の調理ですぐに塩・胡椒を少々なんて言うと、かえって肉の個性をわざわざ消しているようなものではないかなんて思います。例えばハンバーグを食べていて胡椒の味が強い時なんかにそれを感じることがよくあります。

でも羊肉に関しては胡椒やこの香草と組み合わせたほうが美味しくなるように思います。このスープもそうでした。いい具合に羊肉の出汁と香辛料の爽快感が互いの持ち味を消すことなく野趣と洗練のバランスを取っています。

この料理は北方系ということ以外どの地方の料理かわかりません。そして北方系のひとは華人華僑でもっとも少ないですからシンガポールで食べることを期待するようなものではないかもしれません。ただここでもこんなに美味しいのだから、シンガポールに限らず羊肉のスープがありましたら是非食べてみたいな、そんな感想を持った正月元旦の昼ごはんでした。

by michikusajinsei | 2016-01-01 20:04 | シンガポール | Comments(0)

Singapore Lunch Record No.93

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年越しそばもおせちもありませんが、元日ですから朝からお酒です。あては昨日買ってきた春巻。でビールを呑んでます。

実は僕はそんなにビールが好きなわけではないです。日本にいるときは日本酒や焼酎の方がずっと多いです。でもシンガポールでは滅多に飲みません。なぜなら税金のため法外に高いからです。例えば麦焼酎のいいちこ、四号瓶で大体、3500円くらいします。、その点、ビールは500㎜一缶で400円なんでまだ許容範囲。

余り不満の無いシンガポールの生活ですが、お酒の高さには閉口してしまいます。

by michikusajinsei | 2016-01-01 12:32 | シンガポール | Comments(0)